リサイクルショップに着物を売るならインターネットで下調べ!

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着物をリサイクルショップに買取ってもらいたいけど、価値がよくわからない、ということはありませんか?
着物は産地も技法も利用シーンも、様々な種類があり、素人には本当の価値がわかりにくいものです。

ですが、いまはインターネットである程度は調べられますので、調べ方のポイントをお伝えします。

手放すにしても、手元においておくにしても、その価値を知っておくに越したことはありません。ぜひ参考になさってください。

インターネットの普及により自分で調べることができる

着物は豊かな文化的背景をもつ日本の伝統衣類です。背景が深いだけに、目利きするのは簡単ではありません。
ですが、現代はインターネットという便利なツールで、誰でも簡単に情報にアクセスできます。

ただ、調べるには少しコツがあります。
まったく着物の知識がない方のために、どうやって調べれば効率的かをお伝えしていきます。

有名どころで探す

着物は、産地と技法によって多くの種類があります。まったく見当がつかなければ、まずは有名なものを画像検索し、お手持ちの着物と見比べてみましょう。
高価な着物をいくつか抑え「この画像と似ている!」というのを探しましょう。

友禅(ゆうぜん)

日本画のような絵が描かれている着物は、友禅(ゆうぜん)かもしれません。動植物や小物が描かれた華やかで上品な着物が多いです。
友禅は手描きであれば大変手間がかかりますし、細い線を表現するには高い技術が必要です。精巧なものや、有名な作家の作品はかなりの高額になります。
「友禅かも」と思うなら、さらに似た雰囲気のものを探し「加賀友禅(かがゆうぜん)」「京友禅(きょうゆうぜん)」など産地を特定していきましょう。

西陣織(にしじんおり)

様々な色の糸で華やかな絵を織り上げた、非常に豪華な織物です。金や銀の糸を使った上質な帯などがあれば、西陣織(にしじんおり)かどうかを確認してみましょう。

大島紬(おおしまつむぎ)・結城紬(ゆうきつむぎ)

大島紬(おおしまつむぎ)と結城紬(ゆうきつむぎ)は、特に有名な絹織物です。
縦糸と横糸を合わせた小さな細かい模様が特徴で、見た感じは黒っぽくて地味な物が多いです。結婚式などで着るものではなく、カジュアルな普段着に分類されます。
「地味だし普段着なら大したものではないか」というのは大間違いで、本物であれば大変高価なものです。
柄の設計通りに糸を染め、縦糸と横糸を繊細に織り合わせるために職人の技術が結集されています。一枚の反物を織るのに長い時間がかかるのです。
この希少価値の高い高級品を普段着として着るのが「究極の粋(いき)」とされ、現在も高い人気を誇ります。

江戸小紋(えどこもん)

非常に細かい模様が全面に染められた着物です。花やドットなど、細かい模様が規則的に並んでいるのが特徴です。
あまりに柄が細かいため、遠目には無地に見えるほどです。
型を使って精緻な模様を染めるのに手間と技術が必要なため高価なものです。また、現代の感覚でもたいへんオシャレに感じられますので、愛好家が多く人気の高い着物です。

各地の織物

織物の中では奄美地方の大島紬(おおしまつむぎ)と北関東の結城紬(ゆうきつむぎ)が特に有名ですが、他にも小千谷縮(おぢやちぢみ)、越後上布(えちごじょうふ)、久留米絣(くるめかすり)といった有名な産地の織物があり、工芸品として非常に価値の高いものもあります。
「着物 有名な産地」などで検索すれば主な有名産地がわかりますので、色々見比べてみると良いでしょう。

明治・大正・昭和のレトロ・アンティーク着物

明治維新以降、日本女性が新しい感性で着物を楽しんだ時代がありました。大胆な幾何学模様や西洋の風物をモチーフにした柄が流行し、「大正ロマン」「昭和モダン」と言われるアンティーク着物が今に残っています。
古典的な表現に縛られない、斬新な色柄が現代の若い女性にも人気で、大変需要があります。
もともと普段着なので決して高級品ではないのですが、良い状態で残っているものや柄が大胆なものは貴重で、希少価値があります。

モチーフや色柄で似たものを探す

有名な産地で検索してもよくわからない場合、描かれたモチーフも手がかりになります。
たとえば、雉(きじ)と牡丹(ぼたん)の花があれば、「雉 牡丹 着物」のようにスペースで区切って検索します。
そして、手持ちの着物と似た画像があればそのページへ飛びましょう。そうすると、技法や産地の手がかりが記載されている場合があります。
また、それが着物の商品ページであれば、販売価格も参考になります。

落款(らっかん)を調べる

着物の中には、落款(らっかん)という印がついたものが存在します。着物の目立たないところに印された、印鑑のようなものです。
落款は、着物の作者や工房を特定できる印ですので、大きな手がかりになります。

もしお手持ちの着物が「加賀友禅(かがゆうぜん)かもしれない」という場合は特に、ぜひ落款(らっかん)を調べてみるといいでしょう。加賀友禅(かがゆうぜん)は、図案から染めまで一人の作家が手がける(分業しない)ことが特徴で、作者が判明すればだいたいの価値がわかります。それぞれの作家の落款は「落款帳(らっかんちょう)」に登録されており、インターネットでもある程度調べられます。

すべての着物に落款ついているわけではありませんし、落款(らっかん)があるからといって高価な着物とは限りません。あくまで着物の価値を知る手がかりの一つですが、参考になさってください。

着物の買い取りは、目利きのできるリサイクルショップへ

いかがでしょうか、まったく知識がない方でも着物の価値を調べる方法をお伝えしました。

「地味だから」「傷んでいるから」といって着物を捨ててしまうのはあまりにもったいないことです。思わぬ価値や需要のある品もありますので、ぜひ事前にお調べください。

広島リサイクルショップ買取王では、着物の買取にも実績がございます。ひとつひとつ丁寧に査定し、適正価格で買い取らせていただきます。ぜひご相談ください。

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